【DIY派必見!】バイクのユーザー車検(継続検査)に必要な書類、流れなどを現役整備士がまとめました!【格安!】

こんにちは。バイク大好き(無いと生きていけないけど、最近乗ったり触ったりできていない)現役整備士の僕です。

バイクの車検を自分で通したいって人も多いと思います。

そこで今回はバイクのユーザー車検(継続検査のみ)の流れと必要なもの、書類などを簡単に説明します。

これを読んでから車検に行けば合格するものではありません。当然車検に通る状態で行くのが当たり前ですし、支局によって流れや場所が少し違う場合があるので参考程度にしてもらえればなと思います。






まず、一番大事なのは


バイクの車体チェック!


当然ですが車検に通る状態で持ち込むのが大前提です。

これは車検対応か怪しいな…って部分はノーマルに戻しておいた方が無難です。

どこまでが車検対応でどこからが非対応なのかわかんなーいって程度の知識だったら大人しくプロに任せた方が楽で確実です。

当然検査員によって合否の判定は違うので、前回はこれで通ったとかゴネたりするのは良くないです。

よくある引っ掛かりそうなチェック項目としては


マフラー



これはマジで油断してると痛い目をみることになります。

特にガス検ありの車両の場合はマジでノーマルにしていくことをオススメします。

車検対応を謳っていて、プレート付きのマフラーの場合はよほど大丈夫だと思いますが、ショート菅や怪しい中華製の場合は門前払いされることがあります。(実際に話を聞きました)

音量もそうですがガス検も数値が出てしまうものなので、現地ではどうにもならなくなってしまうので、心配な方は大人しくノーマルに戻しましょう。


フェンダーレスにしてる人は

↑リフレクターです。

ちゃんとしたキットを買っていれば付いてくるとは思いますが、車検前にちゃんとついてるか確認しましょう。

反射板の面積も規定があるので、あまりにも小さいのはダメです。

あとはナンバーが見えない角度でついてたりするのもダメです。カバーも当然×


ヘッドライト



これはバイクの車検で最も注意するべき場所の一つでしょう。よく引っ掛かります。

ハロゲンの車両をHIDやLEDに変えてある場合は普通にハロゲンの方が無難です!

社外品の場合は光量が足りなかったり、カットラインが出なかったりして検査に通らない場合が大いにあり得ます。

あとはハウジングごと交換してある場合も注意です。

普通のハロゲン球でも古くなってくると光量が出ない場合があります。

事前にテスター屋で調整をしてもらって準備しておきましょう。


ウィンカー



怪しいウィンカーは危ないです。

LEDに変えてある場合はハイフラになるのでリレーを変えるなど対策が必要です。



バックステップを組んである方はRブレーキにちゃんとストップスイッチが付いてるか確認しておいてください



あとFブレーキマスタを変えてある場合もそうですね。



ラジポン組んだぜ☆って浮かれてスイッチを忘れちゃ車検には通らないので注意です!

F、Rそれぞれ別々にブレーキランプが光るかチェックされるので気を付けましょう。

古くて普段あまり乗らないバイクの場合はストップランプやホーンスイッチが接触不良で動作しないことがあります。



当たり前ですが法律で事細かに決められているので、書き出したらキリがありません!

分からなければプロにお願いした方が精神的にも楽だと思います。

各パーツ、電気回りなど事前に一通りチェックしておきましょう!






事前に用意するもの

・車検証

・自賠責(古いの)とあれば新しいの

・納税証明書

・印鑑

・記録簿(現地でも調達できるが、コピーに10円かかる。印紙とか買う建物の記入コーナーの横にコピー機があってそこでできる。)


現地で調達するもの 4枚(+記録簿)

自賠責新しいの

自動車検査表2(青)
検査の時にスタンプ押されるやつ

自動車重量税納付書(ピンク)

継続検査申請書 専用3号様式



当日&当日までの流れ


・事前にネットで予約を入れる

・10-2(ユーザー車検窓口)で必要な書類3枚

自動車検査表2(青)
検査の時にスタンプ押されるやつ

自動車重量税納付書(ピンク)

継続検査申請書 専用3号様式

を棚からもらう。

必要事項を記入する。

記入例が書くコーナーに置いてあるので、それを参考にしながら描く。


・印紙を買う
用紙に貼る

・自賠責を切る

・10-2で受け付けをしてもらう。
予約番号を検査表に書いておくor予約画面を印刷して持参する

・ヘッドライトが心配だったらテスター屋で調整してもらう

・検査ラインに並ぶ(書類を持って)

・検査員が来たら電気回り、外観の検査をされる

・排気騒音の測定がある場合はここでor測定レーンに回されることもある

・ガス検がある年式のバイクはガス検から(型式に-ハイフンがあるバイクはガス検査あり)

次にラインで

・Fブレーキ制動力

・スピードメーター(後輪測定の車両は後輪ブレーキ時に)

・Rブレーキ制動力

・ヘッドライト測定(Hiビームで白いラインにレンズ面を合わせる)

・最後に機械でスタンプを押してもらう

・次に総合ボックスに行って箱の中に書類を出す。

・順番に待っていると名前を呼ばれて新しい車検証とステッカー、その他書類をくれるのでこれで終了。


ちなみに

本当に何にもわかんない人はお金を払えば教えてくれるようにはなっています。

まず最初に1番の窓口に行けば教えてくれて、書類の書き方が分からなければ、代書に行けば書いてくれます。

まぁ支局の人に聞けば大体のことは教えてくれるのでそんなにビビる必要もないんですが、もし本当になんもわからなくて心配な人は1番窓口や代書を活用しましょう。

又、ハンドル変更などで幅が変わったりした場合などには構造変更が必要なので今回の作業+計測があるので少し流れが変わってきます。



最後に



難しそうだったりする車検ですが、ちゃんと通る状態のバイクで行けばそんなに難しいことはありません。

事前にバイクの整備をしっかりとして、忘れ物をしなければ初めての方でもちゃんとできると思います。

あくまでも経験者からのアドバイスとして参考程度にしていただければと思います。



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